Mr.children |
innocent world |
1 |
名曲=名PVとは、当然のことながらならない一例。 まず最初からサビまで殆どワンカットで、アコギを引き続ける桜井を移すあたりが、致命的に退屈である。 2番のサビから登場する、例の有名なレインコートマン桜井(パッケージにもなった)は格好良いが、見所はそこだけでしょう。 つーか桜井が歌うシーンが9割5分を占めていて、バンド演奏シーンが5分しかない、ってのは流石に問題だろう..... このことを考えれば、女性の桜井さんファンは必見なPVなんでしょうが。 |
Tomorrow never knows |
4 |
オーストラリアの秘境へと向かって、また曲の盛り上がりにも併せて、どんどん風景が壮大になっていく様が本当に素晴らしい。 2番の鉄道の中で歌うサビや、鉄道のレールの上と海岸を歩きながら歌うCメロも、素晴らしいくらい「絵」になっているが、やはり圧巻なのは絶壁で歌う最後のサビであろう。 CDTVなどでもしょっちゅう流れているので、最早説明不要なのだろうが。 演奏シーンが皆無でも、充分に曲の素晴らしさを伝えることができるプロモというのは創れるものなのだ。 |
es |
3 |
コンサートツアーの様子をたっぷりと収録した、一風変わった漢字のPV。 面白かったのは、Tomorrow
never knowsのPVのメイキングのような映像が、ところどころに入っているあたり。 編集はいいセンスしてると思います。 |
シーソーゲーム |
4 |
桜井がエルヴィス・コステロをやってみましたプロモ。本人からも絶賛だったらしく、桜井以外にもドラムのJENが弾けていて大爆笑できる。 とはいえ、一番暴走しているのはやはり桜井で、女にひざまくらしてもらってるシーンは面白すぎる。もはや伝説。 ってか歌番組などを見ていても、よくもまぁ2人と2人でここまでテンションの違う人達が、十数年もバンドを続けているものである...... |
花 |
5 |
邦楽屈指の名作。 古びた建物と積もった雪、そんなモノトーンで退廃的なな世界にバイクが走る、そんな導入部だけで引き込まれてしまう。 ベスト盤の解説にもあった通り、まさにバンドの仲間同士が絆を取り戻していくようなプロモで、特に野球をするシーンには初見時やたら感動させられてしまった。 そして何より、演奏シーンの圧倒的なカッコよさに惚れ惚れしてしまう。バンドっていいなぁ・・・・ |
Everything(it's you) |
2 |
メンバーのイメチェンぶりがフューチャーされたPV。最早「innocent world」と同じバンドとは到底思えない。 2番のサビまでは良作なのだが、ギターソロのあの場面切り替えはいくらなんでもやりすぎ。しかもそれが最後のサビになっても続くものだから、観てる方は本当に疲れてしまいます。 バンドメンバーが殆ど長髪という、この頃のミスチルのビジュアルは個人的に好きではなく、余り見所の無いプロモ。 |
ニシヘヒガシヘ |
4 |
表面上はミスチル活動休止中だった為、意味不明な外人がしゃしゃり出続けるプロモ。 がしかし、笑える。字幕の間抜けさにはある種のセンスを感じてしまうし、微妙にストーリー性まで同居しているし、何だかんだ言っても大変面白いプロモっす。 尚、あるシーンで一瞬桜井さん本人が登場しているのだが、それは観てのお楽しみ。 |
終わりなき旅 |
3 |
とにかく格好よいプロモ。 カード、ビー玉などの小道具の使い方が上手く、照明の当て方なども堅実に良いです。 それにしても本当に良い曲です。今プロモを見ながら書いているのですが、又しても涙腺が潤んできました・・・・・・・・・・・ |
光の射す方へ |
1 |
曲も訳が分からなければ、プロモも訳が分からない。曲がダレればプロモもダレるものです。 |
I'LL BE |
3 |
普通に良い。 スカッシュやりたくなる。 |
口笛 |
3 |
曲を聴いたときに自分の中で思い描いていた情景が、そのまま具現化されたようなプロモ。 そんなもんだから、初めて観たときはかなりの感動を覚えました。 落ち葉が効果的に使われていて綺麗に見えます。 |
NOT FOUND |
1 |
どう考えてもつまらないプロモなのですが、発想は面白いと思いました。 少なくとも、コンセプトが訳の分からない上に気持ち悪くてダレダレな、「光の射す方へ」辺りよりはいいと思いますが。 |
優しい歌 |
1 |
純粋につまらない。 花の横で歌っているのと、ちと演奏シーンがあるだけっす。 桜井の顔はつくづく濃いと思う。 |
Youthful days |
3 |
次々と登場する、あり得ない場面の数々が純粋に楽しめる。 首だけの桜井、手の伸びる桜井、首曲がり女など。 |
君が好き |
4 |
この年にブレイクした窪塚が出演し、大いに話題となったプロモ。 この年が不作だったこともあり、PV
of the yearにも選ばれました。 分かり易くて感動できるプロモで、それには万人も納得でしょう。 要所で登場する桜井が、またいいんだわ〜。 |
Any |
2 |
白を基調とした世界観の構築振りが、そこそこ巧みです。 |
HERO |
4+ |
粘土アニメーションによる、有名なプロモです。 余りにも切なく、悲しく物語は展開される。 家族と別れ、いつしか孤独になってしまったあのおじさんの姿が切な過ぎる!! 最後のサビで雪が降ってくる場面まで、泣かせてくれるシーンの応酬である。
しっかりまとまっていれば文句無しに5点だっただけに、あの半端な終わり方は非常に勿体無い!! |
掌 |
1 |
割れ目から血が流れ出てくるプロモで、ちと怖い。 しかも1番の終わりの時点で相当血まみれになっている為、2番のサビを過ぎる頃には完全にドロドロになってしまい、とても気持ち悪い・・・ 生理的に好きになれないプロモ。 |
くるみ |
4 |
つまらない生活を送っているおっさん達がバンドを再結成し、この曲を熱唱するコミカルで感動的なプロモ。 とにかくベタベタな展開ですが、妙に格好つけていない辺りには本当に好感が持てる。バンドの最後のメンバーが、夜中の1時を過ぎて集合場所に現れる場面には、思わず「オオーッ」などと声が出てしまいました。 「君が好き」よりも暖かくて、個人的にはあれより好きなプロモです。 |
Sign |
0 |
やってしまいましたね。何の工夫もないプロモなので、0点以外につけようがありません |
総評 |
3 |
安定して良いプロモを作ってくれるミスチルだが、ここ数年「メンバーが出ないと良いプロモになる」といったジレンマが出てきているということも、付言しておかねばなるまい.... ラルクやB'z辺りと比べると、どうしてもアイディアや遊び心に乏しい感もあり、桜井やJENが大いに笑わせてくれるようなプロモも観たいものだ。
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